
DWZZB-VW のディファレンシャル・エンドにトライリンク・コネクタを装
着して,共用バスに接続することができます。 DS-TZ89N-VW が格納された
BA356 がバスの端にある場合,BA356で共用 SCSI バスの終端を設定するた
めに,そのトライリンクに H879-AA ターミネータをインストールします。
図 8–2 に,3 つの共用 SCSI バスを使用する TruCluster Server クラスタ
を示します。 1 つの共用バスには,SCSI ID 2 の DS-TZ89N-VW がある
BA356 が接続されています。
表 8–2 に,図 8–2 のクラスタの作成に使用するコンポーネントを示します。
8.2.3 DS-TZ89N-TA の SCSI ID の設定
DS-TZ89N-TA の SCSI ID は,背面パネルにある押しボタン式のカウンタ・
スイッチを使って設定します。 工場出荷時には 15 に設定されています。 カ
ウンタの上のボタンを押すと SCSI ID が大きくなり (最大 15),カウントの下
のボタンを押すと SCSI ID が小さくなります。
8.2.4 DS-TZ89N-TA テープ・ドライブのケーブル接続
DS-TZ89N-TA テーブルトップ・モデルは,共用 SCSI バスのシングルエン
ド・セグメントに接続する必要があります。 この場合,DWZZB-AA を
使って,共用 SCSI バスのディファレンシャル部に接続します。 図 8–7
は,共用 SCSI バスで使用する TZ885 の構成ですが,この図の TZ885 を
DS-TZ89N-TA に,DWZZA-AA を DWZZB-AA に置き換えることができま
す。 DS-TZ89N-TA を使用できるように共用 SCSI バスを構成するには,次
の手順に従います。
1. 各 DS-TZ89N-TA につき,1 つの DWZZB-AA が必要です。
シングルエンド終端を有効にするため,DWZZB のジャンパ W1 および
W2 をインストールしてください。
5 個の 14 ピン SIP 抵抗を取り外して,ディファレンシャル・エンドの
終端を削除します。
2. DWZZB-AA のディファレンシャル・エンドにトライリンク・コネク
タを取り付けます。
3. BN21K,BN21L または 328215-00X ケーブルで,DWZZB-AA のシング
ルエンド・エンドを DS-TZ89N-TA に接続します。
8–10 テープ・ドライブを使用する共用 SCSI バスの構成
Kommentare zu diesen Handbüchern